臨床事例を分析することとは、事例の情報を整理し、分類し、背景に影響を与えている「因子」を考察することである。
カウンセリング臨床で困難なのは、その影響因子が客観的に外在する現象とは限らないことにある。外在因子とそれに呼応するクライエントの内在因子の交絡現象としての「事例」が、私たち臨床家の目前に現れてくるのである。
そしてこの事例に臨床家が関わることで、新たな現象が動き出す。このプロセスを「関与しながらの観察」の視点から記述し、クライエント自身のセルフ・コントロールをサポート出来るようにコミットメントしてゆく。これが臨床事例分析である。
時間 | 1月24日(金)10:00〜15:00 |
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場所 | 千葉 |
会場 | 千葉県社会福祉研修センター |
課程 | 共通 |
科目 | 選択 |
単位 | 5単位 |
参加費 | ¥5,000 |
研修開催日の1週間前までにお申込・お振込をお願い致します。
定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申込ください。